ネット上の合格体験ブログに物申す

インターネット上によくある「○○カ月勉強の合格体験記」。あれに意見を言いたかった。
受かった今なら言ってもいい(気がする・・・)


「ネット上の合格体験ブログに物申したい」

合格したら書きたかった記事がある(本当に運の要素もありながらギリギリの合格だけど・・・)

早速どんなことを書きたいの?

〇〇カ月で合格した勉強法ブログに物申したい笑

心に留めておきなよ。文句言われるかもしれないよ笑

我々のブログ始めたばかりだから、まだそんなに閲覧されないよ。だから気付かれない。

そうかな・・それはそれで寂しい気持ちもある・・笑

行政書士試験を短期間で合格した勉強法をトピックに書いている人も結構いるのですが、半信半疑で読んでいました。

・本当にその短期間で勉強したの?
・学生時代の専門が試験科目にかぶってる?
・他の資格とかぶってる?
・働いたり、育児したりしながら?
・本番だけたまたま点数良かったんじゃないの?
・そもそも本当に受験してるの?
・作り話じゃないの?

なんか面倒なこと考えながら読んでたんだねー笑

優秀で効率いい人そんな多くないだろ。絶対話盛ってると思いながら読んでた!

必死に勉強しても点数がなかなか伸びなくて。
その状態で行政書士試験は余裕ですブログとか読むと、悔しさもあり疑ってしまっていた・・・

純粋にすごいなー優秀だなーって素直な気持ちで思いながら読めばいいのに。

・・・(文句が続いていく)


夫ちゃんの愚痴はほとんど削除されました。なんとか、1トピックだけ許可をもらったので掲載します。

「○○カ月で受かりましたは、大抵たまたま」

〇〇カ月で受かりましたは、運要素が非常に強く、絶対たまたま。
そこに対してドヤ顔で言うのはオカシイ気がする。

一例として、以下のAさんBさんという2人が合格という結果になった中で、それぞれ2人が「5回中何度合格できる力を持っているか」を表した図です。

Aさんは合格確率80%まで仕上げたうえで、合格すべくして合格した
かたやBさんは合格確率20%で、奇跡の合格を果たした。

Aさんがどのように学習計画をたてて、重点を置いて勉強した部分は何で、どんな教材を使って、そこまでの理解度に到達したかは非常に興味があります。
Aさんと同じ理解度に到達すると80%の合格確率になれるからです。

ただ、Bさんの場合、同じ理解度に到達しても20%の確率でしか合格しないのです。言い換えると同じやり方をすると高確率で不合格となります。
(Bさんに聞くべき内容は、どうすれば運が良くなるかくらい・・・笑)

でも、合格してるならAさんもBさんも一緒じゃん?

その通りです。確かに合格して資格さえ取ってしまえば、AさんもBさんも一緒です。その上、何点取っての合格かも重要ではありません。

ただ、合格を狙う私たちからすると、より合格可能性が高い人のやり方を参考にすべきです。
この一年で準備すべきことは、本試験時にもっとも合格確率を高めることだからです。


「行政書士受験生に必要な能力」

少し脱線しかけたので、「○○ヶ月で受かりましたに対して物申す」の本筋に戻りますが、ブログを拝見している限りBさんタイプ(確率が低い)の方が多いような気がします。

行政書士試験は「覚えること」が何よりも重要な試験です。(考え方、思考能力を試す試験ではないです。)

そのため、次の3つが重要になってくると考えています。

【要素1】

膨大な知識を覚えるには、短期間学習に重点を置くのではなく、いかに早い時期から勉強を開始できるかのスケジュール調整能力が大事です。

【要素2】

その上で、勉強を始めるのは今日より前から始められないので、今日から試験日までの限られた時間の中で、どの範囲にどれだけ力を注ぐかの作戦を立てる力が重要です。

【要素3】

そして何より大事なことが、継続する力点数が伸びなくても、忙しくても、勉強に飽きても継続することが一番大切です。

「○○カ月で受かりました」の多くは、これらに重点を置かず、要領よくやって出来ましたのストーリーが多いです。(全員がではないですが。)

前でも重複して書いてますが、ラッキーなことに「低確率の合格」が本試験で出来たに過ぎないと推測してます。


「じゃあ我々はどうやって勉強すべき?」

年1度しかない行政書士試験を運任せで何年も繰り返すのか、今年の1回で高確率で合格を狙いに行くのかは人それぞれです。

もし今年の1回で狙うのであれば、上の絵のAさんタイプのように知識をたくさん蓄積する以外に方法はありません。 そのためには、「いかに早くから始めるか」「どの分野に注力するか」そしてとにかく「愚直に学習を継続」するしか方法はないはずです。


夫ちゃんは2021年度1度目の挑戦で合格することが出来ました。(点数はギリギリです。)

ただこれは運が良かっただけで、主要科目である行政法・民法でさえ知識は穴だらけです。 条文や判例は未着手のものが山ほどあります。

知ってた部分がたまたま出題されたから、受かったにすぎません。 合格できた今でさえ、自分の努力不足を反省することはあります。

こんな風に考えてたら、確かに物申したいかもね・・・笑

受験者が求めることは効率よい学習じゃなくて合格だからね。

おぉ、知ってるよ・・・(白熱してるなぁ)

500時間以内で合格しなければならないって制約はないからね。

おぉ、知ってるよ・・・(この流れは勉強しろ言われるな・・・)

2022年度も早く計画立てて、勉強頑張ろうね!

おぉ・・・(やっぱり)

試験勉強を始めた頃(2021年の初めの頃)は行政書士資格のレベルを甘く見ていた夫ちゃんも、1年程の学習を通じてこの資格に誇りと愛着を持っているみたいです
そのため、この資格を簡単といわれることが嫌なようです。

経験しなければ分からない事があるとは言いますが、夫ちゃんは実際に行政書士試験勉強を通して見方がだいぶ変わったみたいです。

夫ちゃんの(暑苦しい)合格体験ブログに物申す の記事でした。


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