行政書士試験の点数配分
行政書士試験の点数配分に関する記事です。
180点で合格は知ってるけど・・・各分野でどれくらいの正答率だと180点に到達するの?を考察してみました。
「行政書士試験 合格に必要な点数」
行政書士の試験は180/300点=60%の得点率で合格するよ。
そんなの知ってるわ!!
厳密に言うと、
「行政書士の業務に関し必要な法令等科目」において得点が122点以上(満点の50%以上)
「行政書士の業務に関連する一般知識等科目」において得点が24点以上(満点の40%以上)
試験全体の得点が180点以上(満点の60%以上)
今更だけど120点も落としていいなら、いけそうな気もしちゃうよね。
そう思っちゃうけど、思いのほか難しいのが行政書士試験
「各科目の配点」
合格必要得点と各科目の配点をグラフにしました。
上のグラフが試験の合格得点を表してます。
下のグラフが科目別の配点を表してます。
行政法と民法の割合デカいねー
次は科目別でどれくらい正解できそうかを含めて考えます。
「各科目 これくらい正解できそうを当てはめてみた」
科目別でこれくらいは正解したいラインを以下に書きました。
※あくまで我々夫婦の学習レベル準拠です。
基礎法学
正答数:1/2(1問は落とすと仮定)
憲法
正答数:3/5(2問は落とすと仮定)
行政法
正答数14/19(すごい勉強して75%正解と仮定)
民法
正答数6/9(そこそこ勉強して65%正解と仮定)
会社法
正答数2/5(あまり勉強せず、少し低めと仮定)
多岐選択式
正答数9/12(3問とも題意は読み取れたと仮定)
記述
得点20/60(1問は書ききった+1問は部分点+1問は0点、少し低めと仮定)
一般知識
正答数6/14(出題内容の予測が難しいため、少し低めと仮定)
この点数を先ほどの科目別の配点グラフに当てはめてみます。
グレー部分が不正解部分になります。
分かりにくいので、下でグレー部を右側に寄せたグラフを再度書いてみました。
下の真ん中のグラフです。
「この正答率では合格点には届かない・・・」
1番目のグラフ:「各科目の正解/不正解」を並び替えたものが、
2番目のグラフ:「各科目の正解の合算」となります。
得点合計166点で合格ラインに到達しないじゃん!!
そうなんだよね。
目標得点率そこそこ高めのつもりでも、到達しないんだよね。。。
「各科目 もっと正答率を上げてみた これでやっとギリギリ180点」
14点不足なので、5択問題をあと4問正答する必要があります。
(記述の得点は予想しずらいので、点数据え置きにしてます)
各分野の正答数をあと4問増やすように再考したのが以下になります。
基礎法学:1/2
憲法:3/5
行政法:15(14+1)/19
民法:6/9
会社法:3(2+1)/5
多岐選択式:9/12
記述:20/60
一般知識:8(6+2)/14
もう少し目標正答数をあげてみました。だいぶ無理矢理ですが。。。
一般知識:8/16って絶対無理じゃん!
範囲広すぎて対策のしようがないし。
でも他分野で正答数上げるの難しいよ。
こんなに頑張っても180点(合格ライン)からの余裕ないじゃん!!
一問ミスったら即終了じゃん。
「まとめ」
しかも、本試験では捨て問(難しすぎる問題)も出る場合もあるから、もう少し各分野正答率高めを狙っていかなければならないんだよね・・・
じゃあ全分野しっかり勉強しろってこと!?
平たく言うと全分野勉強が必要だね。
合格ラインが得点率60%とそこまで高くはないですが、行政書士試験は思いのほか余裕がない点数構成だなと感じています。
合格安全圏のラインは模試でもコンスタントに200点以上と考えており、そのためには行政法は言うまでもなく、民法(記述)強化も避けては通れないと思っています。
えーーー民法も勉強しろってこと?
当たり前でしょ(むしろ勉強しないつもりだったのか・・・?)
夫ちゃんは勉強開始した頃は行政書士試験を舐めてかかってましたが、この考察を通して難関資格とされている理由をしっかり認識しました。
やっとわかったか。
行政書士試験の点数配分の記事でした。
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“行政書士試験の点数配分” に対して3件のコメントがあります。