一般知識の問題傾向(2022年版)

行政書士試験の一般知識で「必要正答率」「分野ごとの出題数」「分野ごとの近年の出題実績」そして最後に「2022年度の予想問題」をまとめてみました。

2021年度行政書士試験で一般知識で足切りになってしまったため、本気で調べてみました。

一般知識はどんな分野が何問でる?

一般知識は、例年14問の出題があり、このうち4割の6問以上を正解する必要があります。
出題は年によって様々ですが、ここ数年の出題傾向です。

(2010年~2019年)

10年程、上記の表の出題傾向でしたが、2020年、2021年のここ2年間

(2020年~2021年)

という出題となっていて、情報通信・個人情報保護の出題数が減少傾向です。

情報通信・個人情報保護の分野は、政治・経済・社会ほど範囲も広くないし、勉強しやすい分野だから、その分野の出題数が減るのは困るな・・・

法律もあるし範囲も決まっているから、勉強しやすいし、落ち着いて読めば、正解できる問題が多いイメージだよね。

実際にどんな問題がでる?

政治・経済・社会


政治分野で過去に出題された問題

・各年に起こった日中関係に関する問題(2019年)
・普通選挙に関する問題(2020年)
・各年に開催された近代オリンピック大会と政治に関する問題(2021年)
・日本における新型コロナウイルス感染症対策と政治に関する問題(2021年)


経済分野で過去に出題された問題

・経済用語に関する問題(2019年)
・日本の国債制度とその運用に関する問題(2020年)
・国際収支に関する問題(2021年)


社会分野で過去に出題された問題

・元号制定の手続きに関する問題(2019年)
・新しい消費の形態に関する問題(2020年)
・ふるさと納税に関する問題(2021年)
・ジェンダーやセクシュアリティに関する問題(2021年)


政治・経済・社会は、範囲が広すぎて何が出題されるか予想しにくい分野ですが、過去3年間に出題された問題を見てみると、その年に話題になっていることが出題される傾向があります。

政治分野でみると、2021年は東京オリンピックが開催されたし、新型コロナウイルス感染症も大きな社会問題だったもんね。

社会分野でみると、2019年の問題では、平成から令和に変わった年で元号制定の問題が出ているね。

範囲の広さから出題の予想はしにくいですが、その年に開催されるイベント(オリンピックや選挙など)や、その年に話題になっていることを頭に入れておくことで、政治・経済・社会分野に対応が可能になるのでは!と嫁ちゃんは思います。

情報通信・個人情報保護


情報通信で過去に出題された問題

・情報や通信に関する略語等(SNS,5G,AIなど)(2019年)
・放送または通信の手法で主としてアナログ方式で送られているもの(2019年)
・インターネット通信で用いられる略称(BCC,URLなど)(2020年)
・顔認証システムに関する穴埋め問題(2021年)
・自動運転化の水準(レベル)に関する問題(2021年)


個人情報保護で過去に出題された問題

・個人情報保護委員会に関する問題(2019年)
・行政機関の保有する個人情報の保護に関する法律(2020年)
・個人情報の保護に関する法律(2020年)
・国の行政機関の個人情報保護制度に関する問題(2021年)


情報通信・個人情報保護の出題は、2019年までは、例年4問出題されることが多かったですが、2020年からは出題数が3問と減少傾向です。 また、昨年(2021年)の出題は、情報通信から2問、個人情報保護法から1問でした。

個人情報保護法は、定義や条文を学習すると得点できる問題だから、出題が減るのは嫌だな・・

情報通信の用語もたくさんあって覚えるのは大変だけど、出題されることもあるし、普段から少しずつ覚えていけるといいよね!

文章理解

文章理解は例年変わらず、3問出題されています。
評論文や随筆からの出題になります。


2019年~2021年の3年間の出題傾向をみると
並べ替え問題:1問
空欄補充問題:1問
脱文挿入問題:1問
でした。

文章理解は確実にとっておきたいところだよね。

そうだね!落ち着いて読めば、正解できる問題だと思うし。

一般知識は、14問中6問以上正解する必要があるので、文章理解で3問正解できるとかなり大きいです。

文章理解の3問は、試験開始すぐに解くようにしているよ。
時間あるときに、落ち着いて解こうという戦法です。

俺も、嫁ちゃんにその解き方をオススメされてからは、一番に解いてるよ。

今年出題されそうな問題は?

2022年度はどんなことが出題されそうなのかを考えてみました。

2022年(前半)の主なトピック

・新型コロナウイルス感染症
・ロシア、ウクライナ問題
・第26回参議院議員通常選挙


今の段階では、上記3つの事項が嫁ちゃんは気になっています。
例えば、選挙に関する問題やコロナ対策の問題等、出題されてもおかしくないかと思います。
(ただの予想ではありますが、調べておいて損はないと思います。)

ニュースでどんな時事問題が取り上げられているのかアンテナを立てて、11月まで過ごしていきたいね。

そうだね!
なかなか対策しにくいけど、最低限できるところはやっていこう!

2021年度行政書士試験では、一般知識で足切りになってしまった嫁ちゃんですが、2022年度に向けては

範囲が広くて対策できなーい!

ではなく、日頃からニュースを見たり、経済用語を覚えたりと対策をしていきたいと思います。

行政書士試験の一般知識の記事でした。




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