行政書士試験 教育訓練給付制度 申請の仕方
2021年度行政書士試験に向けて、フォーサイトの通信講座で勉強していました。
フォーサイトでは、教育訓練給付制度があり、合格者でも不合格者でも利用することができます。
嫁ちゃんは、皆さんご存じの通り不合格でしたが先日、教育訓練給付金の申請をしました。
教育訓練給付金についてや、手続きの仕方について書いていきます。
教育訓練給付制度とは
労働者の主体的なスキルアップを支援するため、厚生労働大臣の指定を受けた教育訓練を受講・修了した方に対し、その費用の一部が支給される制度です。
対象となる教育訓練は、そのレベルなどに応じて3種類(専門実践教育訓練、特定一般教育訓練、一般教育訓練)あり、それぞれ給付率が異なります。
対象の教育訓練は、約14,000講座あります。
今回利用したのは、一般教育訓練です。
教育訓練給付制度の一般教育訓練について書いていきます。
一般教育訓練とは
対象となる講座
その他の雇用の安定・就職の促進に資する教育訓練が対象です。
対象となる資格
(例)行政書士、英語検定、簿記検定、ITパスポートなど
「教育訓練講座検索システム」で、教育訓練対象講座を検索することができます。
支給される金額
受講費用の20%(上限10万円)が訓練修了後にハローワークから支給されます。
ただし、20%に相当する額が、10万円を超える場合の支給額は10万円となり、4,000円を超えない場合は教育訓練給付金は支給されません。
対象者
教育訓練給付を受けるには、雇用保険の加入期間などの条件があります。
上記のグラフから対象者を見ていくよ。
条件①(過去に教育訓練給付を受けたことがない人)
受講開始日の時点で、在職中で雇用保険に加入している。
かつ(&)
雇用保険の加入期間が1年以上ある。
⇒教育訓練給付を受けることができます。
在職中というのは、正社員に限らず、パートやアルバイト、派遣労働者でも対象になるよ。
条件②(過去に教育訓練給付を受けたことがない人)
受講開始日の時点で、雇用保険に加入していないが、離職をしてから1年以内である。
かつ(&)
雇用保険の加入期間が1年以上ある。
⇒教育訓練給付を受けることができます。
嫁ちゃんは、条件②だったよ。
条件③(過去に教育訓練給付を受けたことがある方)
過去に教育訓練給付を受けたことがある方は、前回の受講開始日以降、雇用保険の加入期間が3年以上ある必要があります。
また、平成26年10月1日以降に教育訓練給付の支給を受けている場合は、前回の支給日から今回の受講開始日まで3年以上経過している場合があります。
今回制度を利用して給付金が支給されたのが2022年4月、受講開始日は2021年1月だったよ。
嫁ちゃんが再度、教育訓練給付を実施するには、2021年1月以降3年以上、雇用保険に加入していることが必要だね。
それに加えて、受講開始日が2022年4月から3年以上経過しないと、教育訓練給付制度を使えないってことだね。
申請までの手続きの流れ
嫁ちゃんは、2021年度行政書士試験に向けての勉強は、フォーサイトの通信講座を受講していました。
給付金が支給されるまでの流れを書いていきます。
①講座申込の際に、制度を利用することの意志表示をする
対象講座を申し込む際に、「教育訓練給付制度(一般教育訓練)を利用する」にチェックを入れて申し込みます。
②教材と一緒に必要書類が届く
「教育訓練給付制度」利用申請書という書類が教材と一緒に届きました。
③必要書類の提出
「教育訓練給付制度」利用申請書を記入し、身分証明証(運転免許証等)と一緒にフォーサイトに送付します。
提出期限は教材到着から2週間以内でした。
④申請に必要な書類が届く
認定基準を満たしたら、受講終了後にフォーサイトから下記の書類が届きます。
・教育訓練給付金支給申請書
・教育訓練修了証明書
・領収証(クレジットカードで支払いの場合はクレジット契約証明書)
⑤提出準備
「教育訓練給付金支給申請書」は、記載する箇所が複数あるので、裏面に記載された注意事項を読みながら記載しました。
「教育訓練修了証明書」に教育訓練講座名や指定番号、受講開始日等、必要事項が書かれているので、それを見ながら「教育訓練給付金支給申請書」の記載事項を埋めることができました。
提出期限は、受講修了日の翌日から起算して1カ月以内です。
ただし、申請期限を過ぎた場合でも時効が完成するまでの期間(2年間)であれば申請が可能です。
厚生労働省の資料があります。
※現在は、2年の事項の期間内であれば、支給申請が可能となっていますが、その都度ご確認ください。
期限は2年だと思い込んでいて、受講修了から5カ月程経ってハローワークに行ったよ・・・
呆れる・・・間に合ってよかったね・・・
以後、気を付けます・・・(反省)
⑥ハローワークに必要書類を提出して、支給を受ける。
当日持って行ったものは以下です。
・教育訓練給付金支給申請書
・教育訓練修了証明書
・領収証(クレジットカードで支払いの場合はクレジット契約証明書)
・本人・住居所確認書類(免許証など)
・マイナンバーカード
・払渡希望金融機関の通帳又はキャッシュカード
※詳しくは、ハローワークの資料をご確認下さい。
ハローワークでも書類を書きました。
その間に、担当の方が必要事項をパソコンに入力していました。
手続きは10分程で終わり、「教育訓練給付金(一般教育訓練)支給・不支給決定通知書」という書類をもらいました。
1週間後ぐらいには入金されますとのことでした。
実際に2日後に入金されていました。
早いね!!
今回、フォーサイトで通信講座を受講した際に、教育訓練給付金という制度があることを初めて知りました。
雇用保険の加入期間の条件はありますが、合格、不合格に関わらず利用できる制度なので、今回利用できてよかったです。
教育訓練給付制度に関する記事でした。
フォーサイトで勉強した際の感想・レビューを書いてます。
あの構成は一発合格には最適な教材だと思います。
ただし、高得点を狙う人にはオススメしないです。
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“行政書士試験 教育訓練給付制度 申請の仕方” に対して1件のコメントがあります。